たしか小学生3年生くらいのころだったと記憶しているんだけど、友達と2人で近所の小川、といっても田んぼの横に土を堀って作った用水路みたいな幅3mくらい、水深30〜50cmの浅い川(水たまりかも)で、「アメリカザリガニ釣りしよう」ってことで、タコ糸とするめと適当な棒っきれを持って川に。
棒きれにタコ糸を結び、タコ糸の反対側にするめを結んで、見えているアメリカザリガニの鼻先にポトリ。ザリガニがハサミでつかんでするめを食べ始めたら、ゆっくり引き上げてザリガニゲット!
この遊び、するめをザリガニの釣り餌として使うより、おやつとして食べる方が早く、
釣り餌が無くなって終了ということも多かった(^^;
アメリカザリガニもまあまあ取れて、ちょっと飽きてきた頃、川の真ん中あたりに大きな石があって、それに飛び乗れそう。乗れたら対岸側に行けそうだ!
よし、友達にもかっこいいところ見せたろ。
せーの!大ジャーンプ!
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ズブ
ズブ
ズブ
え?・・石が沈んだ!?・・・
(頭の中真っ白)
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友達が何事!?と飛んできた。
友:「何してるん?突然川に飛び込んで」
私:「マジか・・・石に飛び乗って反対側に行こうと思ってん」
「でも、石じゃなく、石そっくりのビニール袋やった!」
「ビニール袋が膨らんでて、それに苔みたいなものが生えてて、石そっくりやった」(2回言ったな)
友:「あっほやなぁ〜」
腰くらいまで川にハマってパンツまでびちゃびちゃに。
ザリガニ釣りはこれにてお開きとなりました。
川の真ん中に見えるくらいの大きな石があるなんて疑いもせず、飛び乗ろうとする私、もし、石だったとしても、失敗して結局川にはまる可能性もあったし
よくまあ、考えもせず飛び乗ろうとしたものだ、と今思えば単純に”あほ”やった。
しかし、それ以降結構慎重になったことも確か。経験が人を育てるという例ですね
子供に危険だからと厳しく行動制限するより、自分で経験して危険を察知できる能力をつけさせるのも大人の仕事ですかね。
ただ、子供の悲しい事故が起こり得るのも事実。そのあたりの加減は難しい。