うちの隣に竹藪があります。
そこに2年くらい前から台湾クマバチという竹に穴をあけて卵を産み付けるクマバチが住み着くようになりました。
クマバチはおとなしい性格でよっぽどでないと人を刺さないといいますが、横がうちの自転車やバイクの駐輪スペースとなっているため、近くを通るブーンという羽音はそれなりに恐怖感があります。
それに、竹製の箒の柄や家の壁に穴をあけて住み着こうとしたりと、ちょっと迷惑。
一度、うちのほうまで倒れてきた枯れた竹を処分しようと切っていた時、丁度巣穴を手で塞いだようで、痛い!と思ったら刺されていました(素手だった)。
資料によると台湾クマバチは外来種で、ここ最近日本に住み着き始めたということです。
背中にいるダニが少し問題のようですが、今のところ人間には影響ない様子。春に巣作りして、卵を産み、7月?頃まで子育てをして一生を終え、夏ごろから次の世代が成虫となる(亜成虫と呼ぶらしい)。
この亜成虫は竹の中で越冬し、翌年春から同様に活動するという。資料によっては次の世代は夏ごろから飛び始めると書いてあるものあり、よくわからないなぁ。
で、今年の様子ですが、
今年も3-5月には活発に竹に巣穴を作り、飛び回っていたのですが、梅雨に入り数が減ってきて、6月終わり頃から飛んでるのはほとんど見なくなったと同時に、地面に落ちてもうすぐ死にそうな個体をかなり見るようになりました。
今まさに幼虫が竹の中で育ちそろそろ亜成虫となっているんだろうなぁ。今のところ飛んでる個体はゼロだけど、また、飛び始めるのか?それともこのまま越冬か?
因みに、この台湾クマバチ、枯れて薄茶色の固くなった竹にしか巣穴を作りません。さらに、太さ3〜4cmくらいまでの竹を好み、それ以上太い竹には巣穴を作りません。この情報、学術的に役に立ちませんかね?
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